毎日使うキッチン、なんだかごちゃごちゃして見える…と感じていませんか?
「もっとおしゃれにしたい」「棚をうまく使ってスッキリ見せたい」と思ったときに役立つのが、ちょっとした収納アイデアなんです。
この記事では、キッチン収納をおしゃれに見せる棚の使い方をたっぷり紹介しています。
限られたスペースでも工夫次第でグッと垢抜けて、しかも使いやすくなるんです。
見せる収納から隠す収納、賃貸でも安心なアイデア、センスの良いレイアウト術まで。
キッチン収納のおしゃれアイデア棚まとめ7選
キッチン収納って、ただしまうだけじゃ物足りないんですよね。
せっかく毎日使う場所だからこそ、おしゃれで気分の上がる空間にしたいものです。
ここでは、実用性もバッチリなおしゃれな「棚収納」のアイデアを7つご紹介します。
ちょっとした工夫で、キッチンの雰囲気がガラッと変わりますよ。
①見せる収納で魅せる
おしゃれな収納といえば、やっぱり「見せる収納」ですよね。
棚にお気に入りの食器やキッチン雑貨を飾るように並べるだけで、一気にカフェ風になります。
たとえば、ガラスのキャニスターにパスタやコーヒー豆を入れて、統一感のあるラベルを貼ると、それだけでぐっとおしゃれに見えます。
ポイントは、色味や素材感をそろえること。
白×ウッド系でナチュラルにまとめたり、モノトーンでシンプルに仕上げたり、自分の好みに合わせてコーディネートするのが楽しいですよ。
おしゃれだけじゃなく、よく使うアイテムを手に取りやすい位置に置くことで、機能性もバッチリです。
「見せる収納」で、見た目も使いやすさも両立できちゃいます。
②隠す収納でスッキリ
「生活感はあまり出したくない」という人には、隠す収納がおすすめです。
扉付きの棚や、布で目隠しをした収納ボックスを使えば、スッキリした印象に仕上がります。
例えば、キッチンワゴンにカフェカーテンを取り付けて、中に食品ストックや小物を隠すと、ごちゃつきが見えなくなって落ち着いた空間になります。
さらに、統一感のある収納ケースを選ぶと、棚を開けたときにも気分が上がります。
「隠す」ことは、おしゃれに見せるための一つの手段なんですよね。
とくにごちゃごちゃしがちな調味料やストック類は、見えないようにまとめてしまうとキッチン全体が整って見えますよ。
③壁面棚で空間を活用
キッチンは限られたスペースだからこそ、壁をうまく使いたいところです。
壁面に棚を取り付けると、デッドスペースを有効活用できます。
たとえば、シンクの上や冷蔵庫の横の壁に棚を設置することで、よく使う調味料やカップをすぐ手に取れるようになります。
DIYで棚受けと板を買ってきて自分で設置するのも楽しいですよ。
ナチュラルな木材と黒の金具でまとめると、インダストリアルな雰囲気が出て、おしゃれ度がぐっと増します。
壁面棚は見た目もすっきりして、作業動線もよくなるので一石二鳥です。
④オープンラックの取り入れ方
最近人気なのが「オープンラック」タイプの収納です。
扉がない分、出し入れがしやすく、しかも抜け感が出ておしゃれなんですよね。
たとえば、スチール×木のシェルフにキッチンツールや食器を並べると、まるでショップのディスプレイのように。
注意点としては、見せる収納と同じく整理整頓が大事になります。
雑多に置いてしまうと、ごちゃごちゃ感が出てしまうので、アイテムの高さや色味を揃える工夫が必要です。
でも、それが逆に楽しいポイントでもあります。
魅せ方ひとつで、ぐっと印象が変わるので、インテリアセンスを発揮できますよ。
⑤吊り下げ収納の使い方
「棚は置けないけど収納を増やしたい」というときに使えるのが、吊り下げ収納です。
たとえば、シンク上の吊り戸棚の下にS字フックでキッチンツールを吊るしたり、ラックの下に吊り下げバスケットを設置したり。
目の高さに収納があることで、取り出しやすさが格段に上がります。
また、吊り下げるアイテムの選び方でも印象は変わります。
ウッドやステンレスの素材を使えば、ナチュラル感やスタイリッシュさが演出できます。
キッチンの「見せ場」として活用できるのが、この吊り下げ収納なんですよね。
⑥棚板の色と素材の選び方
棚そのもののデザインって、実は空間の印象を左右する大事な要素です。
たとえば、白や明るめのウッドだとナチュラルで明るい雰囲気になりますし、ダーク系の木材を使うと落ち着いた高級感が出ます。
さらに、アイアン素材を使えばインダストリアルな印象に。
キッチン全体のトーンに合わせて選ぶと、空間が一気にまとまって見えるんですよね。
また、つや消しの塗装仕上げにすることで、指紋や汚れが目立ちにくくなるという実用面のメリットもあります。
おしゃれだけじゃなく、メンテナンスのしやすさも考えて選ぶのがポイントです。
⑦ディスプレイ感覚で収納
収納を「しまう」ものじゃなくて、「飾る」感覚で楽しむのもおすすめです。
たとえば、北欧風のカップやカラフルなスパイス瓶、アンティークな計量カップなど、おしゃれな雑貨をディスプレイするように棚に配置してみましょう。
使いながら見せることで、キッチンが一気にフォトジェニックな空間になります。
その際に意識したいのが「余白」。
ぎゅうぎゅうに詰めるのではなく、空間を少し空けて飾ることで、より洗練された印象になりますよ。
見せる収納とディスプレイの中間を狙うと、おしゃれ度がぐっとアップします。
賃貸でもできるおしゃれなキッチン収納術5つ
賃貸暮らしだと、「壁に穴は開けられない」「収納を増やしたくてもDIYできない」といった制約がつきものですよね。
でも、ちょっとした工夫とアイデアで、キッチンをおしゃれに、そして便利に変身させることができるんです。
ここでは、原状回復もバッチリな、賃貸向けのおしゃれな収納術を5つご紹介します。
①突っ張り棒で簡単棚
賃貸収納の味方といえば、やっぱり突っ張り棒。
上下に突っ張るだけで棚を作れる便利アイテムです。
たとえば、冷蔵庫の上やシンクの上に突っ張り棒を2本設置して、そこに板をのせるだけで簡易棚が完成。
棚板には木目調の板を使うと、ナチュラル感が出て一気におしゃれな印象に。
さらに、突っ張り棒用の棚受けパーツを使えば、安定感もアップします。
見せる収納にもぴったりで、よく使う食器やキッチンツールを並べて飾ると、使いやすくて見た目も素敵になりますよ。
しかも、取り外せば跡が残らないので、引っ越しのときも安心なんです。
②マグネット収納で浮かせる
マグネットタイプの収納グッズも、賃貸では大活躍します。
特に冷蔵庫の側面って、意外と活用できていないスペースなんですよね。
そこにマグネットラックを設置すれば、調味料やキッチンペーパー、ラップなどをすっきり収納可能。
浮かせることで作業スペースも広がりますし、掃除もしやすくなるというメリットもあります。
しかも、マグネット式なら取り外しも簡単なので、気分に合わせてレイアウトを変えることもできるんです。
収納力と自由度、どちらも兼ね備えた便利な方法ですね。
③移動式ラックの活用法
賃貸のキッチンは収納スペースが限られていることが多いですが、そんなときに活躍するのが移動式ラックです。
キャスター付きのラックなら、必要なときにスッと引き出せて、使わないときは隅に収納できるからとっても便利。
たとえば、シンク下に入るスリムタイプのラックなら、洗剤や掃除用具の収納にぴったり。
また、天板があるタイプなら、作業台としても使えます。
見た目もおしゃれなデザインが増えているので、インテリアとしても馴染みやすいですよ。
動かせるというだけで、掃除のときもラクになるので、一石二鳥です。
④100均アイテムでDIY
「できるだけお金をかけたくない!」という人には、100均グッズを使った収納DIYがおすすめ。
最近の100均は本当に優秀で、棚や収納に使えるアイテムが豊富なんです。
たとえば、ワイヤーラックと木板を組み合わせてミニシェルフを作ったり、アイアンバーにS字フックをかけて吊り下げ収納にしたり。
ナチュラルテイストなアイテムも多いので、キッチンインテリアとの相性も抜群。
しかも、ちょっとしたDIYで自分好みにアレンジできるから、愛着もわきますよ。
原状回復できるように両面テープや粘着フックを使うなど、工夫をすれば安心して使えます。
⑤原状回復できる工夫
最後に大事なのが「原状回復」の工夫です。
賃貸だと、壁や床に傷をつけないことが鉄則ですよね。
そのためには、シールタイプのフックよりも「粘着ゲル」や「コマンドフック」のように跡が残りにくいものを選ぶと安心です。
また、キッチン下の収納には「敷きマット」を敷いておくと、傷防止にもなるし、汚れも防げます。
棚を設置するときも、直置きするよりはフェルトクッションや滑り止めシートを敷いておくと、フローリングを傷つけずにすみます。
おしゃれに収納するためには、見た目だけでなく、使い終わったあとまで考えるのがポイント。
これらの工夫をしておくことで、安心して好きなインテリアに挑戦できますよ。
センスよく見せるための棚レイアウト術4選
キッチンの棚って、ただ物を置くだけじゃちょっともったいないですよね。
せっかくなら、おしゃれに見せながらも実用的なレイアウトにして、使いやすく整った空間にしたいところ。
ここでは、ちょっと意識するだけで“センスよく見える”棚のレイアウト術を4つご紹介します。
配置や高さ、色の選び方で印象が大きく変わるので、ぜひ取り入れてみてください。
①高さのバランスを整える
棚のレイアウトでまず意識したいのが「高さのバランス」です。
同じ高さのものばかり並べると、単調でのっぺりした印象になってしまうんですよね。
逆に、高さに強弱をつけて配置すると、それだけで動きのある空間に見えます。
例えば、低めのキャニスターの隣に背の高いボトルを置いて、その横に小さな観葉植物を置く。
これだけで視線が上下に動くようになって、棚全体に立体感が生まれるんです。
高さの異なるアイテムをミックスさせるのが、簡単で効果的なテクニックなんですよ。もし高さが足りないときは、木のブロックや本を下に敷いて高さ調整するのもアリです。
②色のトーンを統一する
ごちゃごちゃして見える棚って、実は“色”が原因になってることが多いんです。
いろんな色が混在していると、それだけで視覚的にうるさくなっちゃいます。
そこで意識したいのが「トーンを揃える」こと。
例えば、白・グレー・ベージュなどのナチュラル系でまとめると、どんなキッチンにも馴染みやすいし、清潔感も出ます。
逆に、モノトーンでシックにまとめれば、スタイリッシュな印象に。
「同じ色味でも、明度や彩度を統一する」って意外と大事なんですよね。
もちろんアクセントカラーを一点入れるのも素敵ですが、あくまで“引き立て役”にして、全体のトーンを崩さないようにするとバランスが整いますよ。
③使用頻度別に配置する
使いやすさを意識しながらおしゃれに見せるには、「よく使うものは手前・目線の高さ」に配置するのがポイントです。
つい見た目重視で奥にしまい込みがちですが、使いづらい収納は結局ストレスになってしまいます。
たとえば、毎日使うカップや調味料は、取り出しやすい位置に配置。
逆に、たまにしか使わないパーティー用の大皿や調理器具は、棚の上部や奥に置くようにすると無駄がないんです。
この「使用頻度に合わせたゾーニング」をするだけで、棚全体がスッキリして見えるし、動線もよくなります。
見た目と実用性、どちらも妥協しない収納って、やっぱり使っていて気持ちがいいですよね。
④デッドスペースを生かす
キッチンの棚には、意外と見落とされがちな“余白”や“スキマ”がたくさんあるんです。
このちょっとしたスペースを生かせると、収納力もアップするし、見た目のスマートさも変わってきます。
たとえば、棚の上部が空いているなら、スタッキングできる収納ケースを使って二段に。
また、棚の下に引っ掛け収納を追加することで、吊り下げスペースを新たに確保できます。
デッドスペースを活用すると、「物は増えてないのに収納力が上がった!」と感じられるのが嬉しいところです。
ただし、詰め込みすぎないように注意。
あくまで“余白を残しつつ使う”のが、センスよく見せるコツですよ。
おしゃれだけじゃない!使いやすさも重視した収納法
見た目が素敵なキッチン収納って、確かにテンションが上がりますよね。
でも、毎日使う場所だからこそ、使いにくいと結局ストレスになってしまいます。
おしゃれだけじゃなく「使いやすさ」も大事にすることで、暮らしがもっと快適になりますよ。
ここでは、実用性をしっかり考えた収納の工夫を4つ紹介していきます。
取り出しやすさを最優先
どんなに美しく整っていても、欲しいものがすぐに取り出せない収納って、やっぱり不便なんですよね。
だからこそ、「ワンアクションで取れること」が大切なポイントです。
たとえば、毎日使うお皿やカップは、扉付きの棚にしまうより、オープンラックに並べておく方が断然便利です。
引き出し収納も、仕切りを使って中身がひと目で見えるようにすると、探す時間が激減します。
また、ボックス収納にする場合は、「中身が見える」「フタが不要」のものを選ぶと、出し入れが格段にラクになりますよ。
おしゃれに見せつつ、生活動線がスムーズになる工夫が大事ですね。
掃除しやすい配置にする
キッチンは調理や水仕事が多い場所なので、収納の中でも「掃除のしやすさ」はとっても重要です。
たとえば、棚の上に直置きするよりも、トレーやカゴにまとめておくと、汚れたときにサッと丸ごと取り出して拭けるので便利。
また、床置きの収納を減らすことで、掃除機やモップがスイスイ通れるようになって、日常の掃除が苦じゃなくなるんです。
オープンラックも、棚板の隙間が広いとホコリが溜まりやすいので、こまめに拭ける素材やデザインを選ぶと後々ラクですよ。
きれいをキープするには、「掃除しやすい収納」ってほんとに大事なんです。
ラベリングで迷わない
おしゃれな収納を見ていると、よく見かけるのが「ラベリング」。
でもこれ、見た目を整えるだけじゃなくて、実用面でもかなり役立つんですよね。
同じような収納ボックスが並んでいると、中に何が入っているか分からなくなることってよくあります。
そこにラベルを貼っておくだけで、一発で判断できるようになります。
例えば、「調味料」「乾物」「お菓子」といったラベルを貼っておくだけで、家族も迷わず使えるようになります。
ラベルは手書きでもいいし、テプラや100均の転写シールを使えば、統一感のあるデザインに仕上がります。
視認性と美しさの両方を叶えられるのが、ラベリングの魅力ですね。
収納しすぎない工夫
最後に意識したいのが「収納しすぎない」こと。
ついスペースがあると何でも詰め込みたくなりますが、詰め込みすぎると、出し入れがしにくくなるし、見た目も窮屈に感じてしまいます。
一軍のアイテムだけを厳選して並べることで、空間に余裕が生まれて、ぐっと洗練された印象になります。
「使っていないものは、そもそも収納しない」という考え方が大切なんです。
たとえば、1年以上使っていないキッチンツールは思い切って手放してみる。
そのぶん、よく使うアイテムだけをスッキリ並べることで、探す手間も減って、日々のストレスがぐんと減りますよ。
見た目と機能、どちらも叶えるためには“引き算の美学”も大切なんです。
まとめ
キッチン収納をおしゃれに見せたいなら、棚の使い方がカギになります。
「見せる」「隠す」を上手に使い分けたり、突っ張り棒やマグネットなどを使えば、賃貸でも原状回復しながらおしゃれに整えることが可能です。
また、棚のレイアウト次第で、センス良く見せることも十分できます。
色のトーンや高さのバランス、使用頻度ごとの配置など、ちょっとした意識で収納の印象がガラッと変わるんです。
さらに、おしゃれなだけでなく、「取り出しやすさ」や「掃除のしやすさ」といった使いやすさも大切なポイント。
ラベリングや“詰め込みすぎない工夫”を取り入れることで、見た目と実用性を両立できます。
「キッチン収納 おしゃれアイデア 棚」を活用して、自分らしい快適なキッチン空間を楽しんでくださいね。